ノートPCとデスクトップを使っているから、両方でもプロジェクトのデータが欲しくてDropboxを使っています。
しかし、プロジェクトデータだけじゃなくてMaya設定とかも同期させたいですね。
その方法を紹介します。今回は私が使っているdropboxで説明しますが、Windows の設定なので、google drive、amazon driveなどでも大丈夫です。
Dropboxは複数のフォルダは対応していなくてフォルダ名も変えられないので、Mayaの設定フォルダなど連携させられないです。
フォルダ指定が出来ない、フォルダ名変更が出来ない時にソフトリンクが便利です。
今回はWindowsの Symbolic link:シンボリックリンク、略してSymlink というのを紹介します。
シンボリックリンクってなんですか。
簡単にいうと、ショートカットのような物ですが、自分のパスのままで元のデータを中継します。
例えば 「D:\Original 」 から、「C:\Link」を作ります。
C:\Link の中身は D:\Original ですが、 パスは C:\Link のままでアクセスが出来て、どのソフトもC:\Linkとして認識します。
maya 設定フォルダはリンクにして、中身は他の場所に入れられるということです。
他の場所に入れられるということは、Dropboxの中に入れても問題がないということです。
やりかたは簡単です。
・コマンドプロンプトを管理者権限で開く
・次のコマンドを書く:
mklink /d "link Folder" "Original Folder"
mklinkの詳細:

これで "link Folder" というリンクフォルダが作られ、その中身は "Original Folder" と同じです。
例:
Mayaが使っている設定フォルダはドキュメントの中のMayaフォルダです。
"C:\Users\myara\Documents\maya"
このフォルダをDropboxにコピー。
今回は"MayaSettings"という名前を付けます。(名前はなんでも良いですけど)
元のフォルダ("C:\Users\myara\Documents\maya" )を削除します。
C:\Users\myara\Documents 直下に maya というリンクを作りたいので、以下のコマンドを使います。
mklink /d "C:\Users\myara\Documents\maya" "D:\Dropbox\MayaSettings"
するとショートカットの矢印が付いている「maya」というフォルダが作られます。

右クリックのプロパティでショートカットのタブでリンク先のフォルダの確認が出来ますが、変更が出来ません。
※ シンボリックリンクではなく、ジャンクションを使うとこのショートカットタブが出ません。
古いOSを使わない限りジャンクションを使うメリットがあまりないので、シンボリックにしましょう。
これでホットキー変えても、シェルフを増やしても、何をしてもデスクトップとノートPCは全く同じ設定になります。
消し方
もう、シンボリックリンクをやめたい!という時にリンクフォルダを消せば良いだけです。
リンクフォルダを消しても、元のフォルダに影響がありません。
プロジェクトフォルダだけをSSDにしたいけど、パスは変えたくない。
逆に、どうでも良いデータはHDDにしたいけど違うドライブの文字を使いたくないという時にも使えます。
よかったら試してみてください。
Read more
「さっきから送信ボタンが押せない状態になっています。再起動など試しても直りません・・・」と会社の同僚が困っていました。
送信出来ないということかな? SMTPの設定とかじゃない?
と思ってメッセージ返したら
「SMTPってなんですか?」
がかえってきたから、彼のPCを直接みに行きました。
ちょっと触ってみたら、彼の言っていた通りでした。送信が出来ないとかじゃなくて、「送信」というボタンを押しても何も起こりません。全く無反応です。エラーなど何も出ません。
ショートカットを押しても同じ。
自分のパソコンで試してみたら・・・
同じく送信ボタンが壊れていました。
色々探ってみたら、犯人は Check And Send でした。
Check and Send はものすごく
便利なサンダーバードアドオンですが、最新バージョン(0.9.26)には致命的なバグがあることは判明しました。
なんと、メール送信が出来なくなってしまいます!
「送信」ボタンを押してもすんとも動かない。
エラーも何も出ません。全く無反応なボタンになってしまいます。
これは開発者が直すまではどうしようもないバグです。
Workaroundとしては、0.9.25 に戻して、自動更新機能を無効にすることだけです。
1 アドオンをアンインストールして、サンダーバードを再起動
2 0.9.25 をDLする:
https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/check-and-send/versions/3 DLした 「xpi」という拡張子のファイルをアドオンマネージャーにドラッグ&ドロップ
4 サンダーバードを再起動
5 アドオンマネージャーの中の「Extensions」内に「Check and Send」があるはずです。そこの「More」ボタンを押す
6 Automatic Updates(自動更新) を OFF にすれば完了です。
以上です。
あっ、メール送らないといけない・・・それじゃ、また。
面白そうな記事のリンクを見つけて、そのリンクにクリックしたら・・・ 「ページが見つかりませんでした」とか出たりしますよね。
なんで消すんだよ!という時に「グーグルキャッシュ」は役に立つかもしれません。
なにかをググると「キャッシュ」というリンクが出たりしますよね。(最近は全部のリンクに出る気がします)
これはグーグルサーバーにコピーされているページのリンクです。
これはどういうことかというと、もう存在していないページはこのグーグルキャッシュにコピーされた奴はまだ残っているかもしれません。
この古いページにアクセスする方法は:
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:
このURLの最後に存在しなくなったURLを「http:// 」無しで ペーストすれば良いです。
つまり、こんな感じ:
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:myara.blog.fc2.com
Chromeの場合は:
cache: URL
だけでもOK。「http://」 込みでもOKです。
余っていた小さい64GBのSSDを仕事のPCに付けてみました。家のPCでサブとして使うより良いかもしれません。
しかし、Windows+ソフト+プロジェクトファイルを入れるにはちょっと小さいです。
なので、Softimage、Maya、Photoshopと現在のプロジェクトだけを入れたかったんですけど、
全部はもう既にインストールされていました。
インストールされているフォルダを移すのは無理ですよね。
なんかあるのかなと思いながらグーグル様に聞いてみました。
「NTFS Junction Point を使えばよい」 と答えて下さいました。
うん、うん、なるほどですね~。
良く分からない。
もう一度尋ねてみると、
NTFS Junction Point は NTFSの機能です。他の所に保存してあるデータをアクセスするバーチャルフォルダみたいなもの、なんとかなんとかと。
つまり、Windows7のドキュメントフォルダー 見たいな物ですね。
これは「mklink」 というコマンドで作れます。
しかし、コマンドプロンプトとか面倒くさいから、
もうちょっと馬鹿でも使えるようなGUIがないのかとグーグル様に聞いてみました。
その答えは、
Junction Link Magichttp://www.rekenwonder.com/linkmagic.htm/というツールでございます。
使い方はそんなに難しくはないけど、やっぱり馬鹿は触らない方が良いかも。
使い方:
C: から Photoshopフォルダを F: にリンクというケースとします。
① まずは、Linkしたいフォルダを F:のどこかにコピーします。
データが消えるのは怖いから元のC:にあるフォルダを「Adobe Photoshop BACKUP」とかにリネームして、
新しい「Adobe Photoshop」という空っぽのフォルダを作ります。
② Junction Link Magicを起動

③「Create」にクリック

④ 左の画面で C: の Photoshop フォルダを選んで、右に F: の Photoshop フォルダを選びます。
⑤ Create にクリック
完了
これでPhotoshopは普通にF:から立ち上がりますが、C:として認識されるので、
何かのPhotoshopプラグインをインストールする時に普通にC:を選べば勝手にF:インストールされるはずです。
自分は良く使うSoftimage,Maya,Photoshop,ThunderbirdなどをこのSSDにリンクしています。
次に、テンポラリフォルダの設定です。
WindowsのテンポラリフォルダをこのSSDにすれば全体的のパフォーマンスは多少上がるはずです。
コンピューターのプロパティ → システムの詳細設定 → 環境変数で TEMP と TMP をF:にあるフォルダにするだけです。

そして、PhotoshopのスクラッチディスクをこのSSDにすれば、完璧です^0^
結果:
Link していない Softimage 2011 と LinkしているSoftimage 2011SP2 を立ち上がる時間を計ってみました。
Softimage 2011 : 25秒
Softimage 2011SP2 :
13秒
ほぼ2倍早くなっています!
ちょっとだけ仕事のストレスが減りそうです。
適当に遊ぶと危険なツールかもしれないけど、注意しながらやっていれば大丈夫だと思います。
あくまでも自己責任ということで。
何日前から言えのPCのChromeは非常に調子が悪くてめっちゃ遅いです。
最初は犯人はFlashだろう、いつもあいつがやらかしてるからね。だからApple様にも嫌われるんですねFlash君。
でも、どのサイトを開いていても、Flash使っていないサイトを見ていても、気づいたらめっちゃ遅くなってしまいます。
すんません、間違っていました。Flash君は悪くありません。
じゃあ、他のExtensionのせい?一つずつ試すのは面倒だからExtensionを全部無効にしてみたけど、何も変わりません。遅いままです。
再起動しても、遅い。
Extensionのせいじゃないじゃない?
それで思い出しました。
ChromeにTaskManagerがあるんですね! これで確認しましょう。
早速Chrome の Task Manager を開いてみると、
「Browser」のCPU使用率は 17%TabとかExtensionとかじゃなくて、「Browser」なので、
Chrome自体の問題ですね。WindowsのTask Manager にも「Chrome32.exe」のCPU使用率は 17%
Chromeは色んなプロセスに分けて、マルチスレッドを対応していますが、プロセスごとにコア1個しか使えないようです。
WindowsのTask Managerを開いてみると「Chrome32.exe」はいっぱいありますね。
1つはChrome本体。Extensionとプラグインごとに1個増えます。そして、Tabごとにも1個増えます。
Extensionを使わなくてもMemoryを食っている事が分かりますね。なので、しょぼいパソコンを持っている人にはExtensionをなるべく少なめにするのはお勧めです。
因みに、ゲームとかネットサーフィンで使わないExtensionは自分で実行するまでは起動されないのでネットサーフィンしている時にMemoryは食っていません。アングリバードは消さなくて良いですよ。
話に戻ります。
でも
CPU使用率17% ってそんなに大変な事? と今思っているんですね。
家のPCのCPUは「 Phenom II x6 1090t 」なので、コアは6個があります。100% / 6コア = 17%
Chromeのプロセスはシングルスレッドなので、コア1個しか使えません。
ってことは、そのプロセスは
CPU使用率100%になっているわけです。
だから遅いんですよ。
俺のPCは1コアでしたら、CPU100%になっていて、Windowsは完全に止まっているはずです。
マルチコアって良いねw
通りで俺の古い iPhone 3GS より遅いです。
何か記入している時に打っている文字が表示されるまで1秒以上のラグがあったりします。(iPhone 3GSは1秒ぐらいですw)
それを直そうとして、昨日Chromeをアンインストールしてから最インストールしてみました。それで直ったと思いきや、今日もまた同じ事になっていました。
Malwarebytes, Seek & Destroy と Microsoft Antivirus をかけてみたんですけど、変化無し。
しょうがない、しばらくFirefoxを使おう。
Firefoxを使って、色々調べているうちに、このYoutube動画を見つけました:
http://www.youtube.com/watch?v=lnk7d9d2AWoその動画によると:
Internet Explorer の Internet Options ・ Connections ・ LAN settings ・
Automatically detect settings を OFF にすると Chrome が直ると。
※ 日本語の設定の名前は知らないので自分で調べてください。
この最後の「Automatically detect settings」は「
設定を自動的に検出する」という機能だそうです。これをヒントにして、グーグル様に聞いてみてください。
え?ちょっとまって、
なに?
Chrome を直すために IE の設定をいじるわけ?
つり?
ん~まぁ、すぐ出来る設定だから試してみることにしました。
なんと ・・・
本当だった!
直った!Chromeは元通りにさくさく動きます。
どうやらChromeはProxy設定をIEから取得しているようです。
なんだかんだいって、IEは必要ですね。
ま、IEを使っているっていうか、IEとWindowsのインターネット設定は一体になっているから正確言うとWindowsから取得しているですよね。
まぁ、どうでも良い、直ってよかった。
そして、出来る限りIE使わん!
おやすみ
追記GMailをチェックしてくれるExtensionを使っている人にもう一つのアドバイス:
Polling Interval を 30秒以上にしてみてください。(自分は1分にしています)
30秒以下だとメールチェックしまくっているからCPUにも負担がかかると思われます。この設定に変えてからCPUの使用率があまり上がらなくなりました。
追記2Mail Checker Minus (Beta) というExtensionはなぜかPCとの相性が悪くてCPUが100%になっていた。
他のPCではこんな問題がなかったけど。
Mail Checker Minus (Beta)をアンインストールして、
Checker Plus for Gmail に変えました。こっちの方がお勧めです。CPUの問題だけじゃなくて、機能もこっちの方が良いです。
因みに、Google社のGmail checker はしょぼすぎて使う気になれません。
追記 2015/10/27またChromeが遅くなっていた色々調べて弄ってみたら、この2つのオプションで解決が出来ました。
3本線のボタン > 設定 > 詳細設定 のところで:
「Google Chromeを閉じた最にバックグラウンドアプリの処理を続行する」
「ハードウェア・アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」
のチェックを外して、クロームを再起動。
因みに、再起動する方法は、アドレスに「 chrome://restart 」 を書くだけです。
自分のPCは英語なので、スクリーンショットは英語になってしまいます:
Next page