しかし、Windows+ソフト+プロジェクトファイルを入れるにはちょっと小さいです。
なので、Softimage、Maya、Photoshopと現在のプロジェクトだけを入れたかったんですけど、
全部はもう既にインストールされていました。
インストールされているフォルダを移すのは無理ですよね。
なんかあるのかなと思いながらグーグル様に聞いてみました。
「NTFS Junction Point を使えばよい」 と答えて下さいました。
うん、うん、なるほどですね~。
良く分からない。
もう一度尋ねてみると、
NTFS Junction Point は NTFSの機能です。他の所に保存してあるデータをアクセスするバーチャルフォルダみたいなもの、なんとかなんとかと。
つまり、Windows7のドキュメントフォルダー 見たいな物ですね。
これは「mklink」 というコマンドで作れます。
しかし、コマンドプロンプトとか面倒くさいから、
もうちょっと馬鹿でも使えるようなGUIがないのかとグーグル様に聞いてみました。
その答えは、
Junction Link Magic
http://www.rekenwonder.com/linkmagic.htm/
というツールでございます。
使い方はそんなに難しくはないけど、やっぱり馬鹿は触らない方が良いかも。
使い方:
C: から Photoshopフォルダを F: にリンクというケースとします。
① まずは、Linkしたいフォルダを F:のどこかにコピーします。
データが消えるのは怖いから元のC:にあるフォルダを「Adobe Photoshop BACKUP」とかにリネームして、
新しい「Adobe Photoshop」という空っぽのフォルダを作ります。
② Junction Link Magicを起動

③「Create」にクリック

④ 左の画面で C: の Photoshop フォルダを選んで、右に F: の Photoshop フォルダを選びます。
⑤ Create にクリック
完了
これでPhotoshopは普通にF:から立ち上がりますが、C:として認識されるので、
何かのPhotoshopプラグインをインストールする時に普通にC:を選べば勝手にF:インストールされるはずです。
自分は良く使うSoftimage,Maya,Photoshop,ThunderbirdなどをこのSSDにリンクしています。
次に、テンポラリフォルダの設定です。
WindowsのテンポラリフォルダをこのSSDにすれば全体的のパフォーマンスは多少上がるはずです。
コンピューターのプロパティ → システムの詳細設定 → 環境変数で TEMP と TMP をF:にあるフォルダにするだけです。

そして、PhotoshopのスクラッチディスクをこのSSDにすれば、完璧です^0^
結果:
Link していない Softimage 2011 と LinkしているSoftimage 2011SP2 を立ち上がる時間を計ってみました。
Softimage 2011 : 25秒
Softimage 2011SP2 : 13秒
ほぼ2倍早くなっています!
ちょっとだけ仕事のストレスが減りそうです。
適当に遊ぶと危険なツールかもしれないけど、注意しながらやっていれば大丈夫だと思います。
あくまでも自己責任ということで。