myara CG blog

CG Design Blog. Thoughts, experiments and experiences.

SI から Maya へ ① MTK

こういうタイトルにしてしまったが、自分はまだSIをメインとして使い続ける予定です。

自分は数年前からMayaを同時に使っていますがどうも好きにはなれません。
正直、Mayaにしなくても良いのであればあまりおすすめが出来ないソフトです。
Maxよりマシですけど。

しかし、3Dプラットフォームとして、なんでも出来るソフトとして考えると、Maya以外の選択肢があまりないですね。Modoに期待していますが、現在はまだまだという感じです。モデリングとレンダリングのみでしたらMayaより良いでしょう。

それでもMayaを使わざるを得ないあなたに、
MayaでSIツール相当する機能、そして、SIとMayaのワークフローの比較をいくつか紹介します。

私の少ないMaya知識をシェアして、少しでもSIユーザーに役に立てばと思います。

※ 自分は英語版しか使わないので、英語版の説明になります。

Mayaも使っているとは言ってもほとんどモデリングのみなので、モデリング機能はメインです。
エフェクト、レンダリングなどの質問んされても多分答えられません。

Autodesk は今までMayaを3DのOSのような感じで開発し続けてきて、
主に大手のリクエストのみ対応して来ました。
※ 俺じゃなくて、Autodeskの代表者が何人この様な発言していました。

アーティストが使うソフトというより、Mayaをベースにして社内ツールを作って社内のパイプラインを作っていくというコンセプトでしたね。

だから使いにくいですよ!
R&D部がある会社はそこまで苦労がなかったかもしれません(なかったかな?)

しかし、最近は普通の小さいユーザーに向けて、少しずつ使いやすくしてきているようです。
要するに、OOTB (Out of the box) でも使えるソフトにしていく予定だそうです。

この新しい方向性の一番目立つ機能はModeling Toolkitです。

Autodesk は 2012年にdRasterのNEX ( Mayaのモデリングプラグイン)を買収して、
Maya 2014 からこのNEXの進化バージョンがModeling Toolkit (以降 MTK)という名前で登場しています。
これはですね、かなり便利なツールなので、是非使ってみてください。
※ かなり便利とは言っても、やっと少しだけSIに近づいてきたというところですけど

■ Move Tool
SI の Move ツール(M キー)は Maya の MTK の Tweak モード になります。

オブジェクトをせんたくして、MTKの上にあるMulti-Componentオプションにします。
W を押して、移動モードに切り替えます。
Tweak/Markee オプションにチェックします。
SI の Mツールになります。

これはスクリプト化して、Mキーにアサインするのもいいかもしれません。
Mツールみたいなホットキーが出来そうですね。そのうち書いてみます。

※ 2014以前のMayaでは一番近い機能は
コンポーネントをMultiにして、TranslateツールのTweak modeオプションにチェックを付けます。
少しやりづらいけど一応出来ます。

※ 2010以前のMayaにはありません。


MayaMTool.gif 


■ Slide Components
SI の Move ツール(M キー)にマグネットを付けた機能です。

これもMTKのオプションでは出来ます。
「Move Tool」 と同じ設定にしてから、「Transform Constraints」のところに
Off からEdge、または Surfaceにする。SI と違ってこの2種類があります。

※ 2014以前のMayaでは一番近い機能は
Slide Edge Tool (Edit Mesh内)という機能がありますが、少し使い辛いです。
ポイントとポリゴンは非対応で、エッジのみのツールです。


■ Move Edge Loop
SI の Move ツールで Alt + 中クリック-ドラッグ でエッジループの移動が出来ます。
これ+マグネットオプションをつけるとかなり便利なエッジループ調整機能になります。
意外と知らない人が多いです。使ったことないあなたは今すぐ!使ってみてください!

Mayaにはこの様なショートカットがありません。
エッジループをダブルクリックで選択して移動という感じになります。


■ Weld Points
SI の Move ツール(M キー)に Weld Points オプション(・ ボタン)
MTK の Target Weld 機能になります。

※ 2014以前のMayaでは一番近い機能は
Merge Vertex Tool (Edit Mesh内)になります。


■ Subdivide Polygon / Edges
・ポリゴンの場合
「Add Divisions」(Edit Mesh内)

・エッジの場合
MTKの「Connect」
エッジを選択して、「Connect」を押すと大体 SI の Subdivide Edges と同じ効果になります
「Connect」を押してからエッジを選択していくやり方も出来ます。

※ 2014以前のMayaでは一番近い機能は
「Insert Edge Loop Tool」 (Edit Mesh内)
デフォルトでは「Auto Complete」が付いているので、ループを追加することになってしまいますが、
オプションを開いて「Auto Complete」のチェックを外せば選択されているエッジだけが分割されます。

※ 注意
MTKの「Connect」を使うと、使った後にエッジの数の調節が出来ません。
後でヒストリを使ってエッジの数を修正したいかも、という場合は昔ながらの「Insert Edge Loop Tool」を使って下さい。



■ Raycast 選択
ま、MTKは触っていればもう気づいているだろうけど、レイキャスト選択が出来るようになりましたよ、Maya。
そして、SIと同じように、ワイヤーフレーム表示にすると裏面も選択ができます。
Raycast Rectangle のようなツールはありませんけど、ま~これぐらいはなんとか我慢できます。




つづく



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まだMayaを使ったことがない人は、以下のリンクから体験版をダウンロードが出来ます。
Maya 体験版 リンク
Maya 全バージョン ダウンロードリンク (シリアル番号なしでインストールすると体験版になります)


 

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  • 2017/09/05(火) 00:53:56 |
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