では、もう少しモデリングツールの話をしましょう。
■ Curvature Continuity
SI 2012 SAP から追加された機能です。これはめちゃめちゃ使っています!
エッジを足す時にカーブになるような角度をつけてくれる機能です。
MTKにはありません。
が、Maya 2014 から Insert Edge Loop にはあります。「Adjust Edge Flow」というオプションです。
SIみたいにリアルタイムで効果が見れませんが、エッジをつけてから「Attribute Editor」の中では Insert Edge Loop のパラメーターをいじればリアルタイムの変化が見れます。
因みに、Insert Edge Loop は Attribute Editor に入ると polySplitRing という名前になってしまいます。もう少し似ている名前にして欲しいですね。

■ Bevel
SIでは複数のポリゴン(面)を選択してBevelをかけると、選択がグループ(面の塊)として認識され、そのグループの輪郭にベベルがかかります。
Mayaの場合はポリゴン一個ずつにベベルがかかってしまいます。
なので、SIと同じようにしたい場合はエッジだけでベベルを掛けた方が良いでしょう。
因みに、そのポリゴンのアウトラインを選択したい場合はこのMelコマンドで出来ます:
select -r `polyListComponentConversion -ff -te -bo`
因みに、MayaのBevelもSIと同じぐらいUVを壊してくれる。
つづく
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まだMayaを使ったことがない人は、以下のリンクから体験版をダウンロードが出来ます。
Maya 体験版 リンク
Maya 全バージョン ダウンロードリンク (シリアル番号なしでインストールすると体験版になります)