Mayaだとオートキーが付いているのを忘れて、色々失敗してしまいますね。
そっか、Mayaにはないですね。こういう目印。
Softimage 2011 か 2012 までもそうだったから、良く分かります。オートキーに気付かずにキーを打ちまくるからなるべくオートキーは使わないようにしていました。
で、Mayaでもなんとか出来ないかなと考え、このやり方を思い出した。
Maya | UIの色変更
これをイベントにすればなんとかなるじゃん!
と思ったけど、実行してみると、エラーが出ました。
そっか、Maya 2017 はPySide2だね・・・。そんな簡単には行かないか。
2、3ヶ月程前に社内ツールを2017に変換しようとして色々試していて、何日も掛けても失敗し続けていた絶望的な時に出会えた神モジュールがあります。
Qt.pyです。
なんとなくUIを作っているだけで、正直PySideとか良く理解していないですw
それでも、これを使えばなんとかなるんじゃない?と思いながら色々やってみて、ネットでサンプルを探してみたら、出来ました!
これで2015,16,17,18 は同じコードで動きます! (16と17でしか試していないけど)
Qt.py、すばらしい。

コードはこんな感じです。
#Python
from Qt import QtWidgets
from maya import cmds
class autoKeyFrameColor():
def __init__(self):
cmds.scriptJob(conditionTrue=['autoKeyframeState', self.changeMenuStyleSheetRed] )
cmds.scriptJob(conditionFalse=['autoKeyframeState', self.changeMenuStyleSheetDefault] )
def changeMenuStyleSheetRed(self):
QtWidgets.QApplication.instance().setStyleSheet("QMenuBar {background: rgb( 155, 10, 10 );}")
def changeMenuStyleSheetDefault(self):
QtWidgets.QApplication.instance().setStyleSheet("")
このモジュールを読み込んで、クラスを実行すれば良いだけです。
例:
autoKeyFrameColor.py というファイルに保存して、このファイルをMayaのScriptsフォルダに入れます。
Mayaの「userSetup.py」に
import autoKeyFrameColor
autoKeyFrameColor.autoKeyFrameColor()
を書いておけば、Mayaが立ち上がるたびにこのイベントが登録されます。
これだけで、オートキーがONと感知したら、メニューの色を赤にしてくれる。OFFにすると、元に戻してくれる。
もちろん Qt.py ファイルを Scripts フォルダに入れないと動かないですよ。
Qt.py の開発者の皆さん、ありがとうございます!